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旋律が 聞こえる

ある日、いつも行く近所の図書館で
いままで避けてきた本を借りてしまった。

それはとても自然な流れで、
何を借りようかと書棚の端から眺めている途中
すっと手が伸び、そのままカウンターへと自然に足が向いた、という事なのです。

それは、作家乙一さんの 「zoo」

ずっと前から広告などで拝見してきた「乙一」の名が、なぜか苦手だった。
ダークサイドを想像させ、
それを自分に取り込みたくない、という意識が働いていたように思う。

今から思えば、よく知りもしないで、というところだけれど
感覚を信じる、という事も大切なので、それはそれでよしとしましょう。
ものごと、タイミング、ですね。


11043001.jpg

で、驚いた事に
言葉は悪いが「ちょいグロ」な描写にオドオドとしながら
ぐんぐんと、その世界に引き込まれていく自分。

そのおおきな理由は、読んでいる最中に
表向きな内容と反して、清らかで静かな空気が
私のなかを通り過ぎていったのです。

不思議な感覚。

それを話した相手が
「自分は乙一の大ファンで、作品全部持ってます!」
というので、
いまおすすめの順で、乙一作品をお借りしています。

「夏と花火と私の死体」

なんとこれは、乙一さんが16歳の時に執筆したもの。

読みながら、これが16歳かと驚いた。
その美しい文体と表現に、物語を通して美しい旋律が脈々と流れ
それにどぷりと、身を沈めた私・・
文末ごとの余韻、空間がすばらしい。

よい作品でした。
もう一度、読もう。



11043002.jpg

ちょっと気分が落ち込んだ、波乗り後の私。

ちぇ、なんて思いながら、カメラを持ってふらりと海岸に出てみる。

眼を惹かれるサーファー数人を追いかけながら
その波に飛沫に、私のなかから様々な想いが溶け出してゆく。

いいこと、悪い事、優しいこと、きついこと

ちょうど太陽は雲間から顔を出し、すでにその光は熱く
ゆるやかな風のなかで、その熱が私のなかの毒素を浄化してくれるようだった。

そして
その空気から伝わってくる波動のように
旋律が聞こえてきた。

私には音楽のあれこれがないので楽譜にはおこせないけれど
それは、見ている目の前の風景と相まって
その色さえも、変えていく。





ちょっとしたことで、
がらりと気持が変わってしまう事がある。
そして、見えている風景の光や色さえも。

ちいさな自分はこんなふうに、
いろいろ気づかされ、そしてまたひとつ
宝物を引き出しのなかに、そっとしまっているようです。












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kei1205

Author:kei1205
keiです。

見上げる空、花の色やかたち
光の変化や肌にあたる空気。
店先で手にとった果実
ビルのむこうに沈む夕陽。
なにげない日常のなかにあふれているうつくしさを
ひとつひとつ大切に思っています。

日々、感じたことなど。
流れ変化する自分の感覚を、記していきます。

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