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ものに宿るちから と しあわせの宴

いつものように、暗いうちに湘南へ到着
今日は、波情報を先輩に連絡すべし! という任務があるため
このように、携帯電話もスタンバイしている。


12010603.jpg


前日までの波はなくなってしまうのかと不安だったが
なんと、頭サイズの波が ドウダー! と言いながら割れていた。
波あるなあ、
と嬉しくてドキドキとしながら、電話をかける約束の時間まで
じっと、その波や周辺状況を見まもる。

ハヤク、ジカンニナラナイカナ


12010601.jpg


次々と海に集まり始める、サーファーたち。

ワタシモ ハヤク ハイリタイナ・・


12010602.jpg


6時30分にコールしてね、 と言われていたのだが
待ちきれずに29分に発信してみる。
・・出ないぞ・・

そういえば、波乗りに来る前に犬の散歩に行くといっていたので
先輩が愛犬と楽しく散歩するお姿を想像しながら、鵠沼に向かう。
あの愛らしい、ちいさな尻尾を想い出し
寒さで身を縮めながらも、思わずクスリと笑いがでる。
傍からみたら、ちょっと奇妙かしら。


12010604.jpg


鵠沼よりも、新江ノ島水族館前の波に魅力を感じ、しばし観察。
干潮に向かっているとはいえ、ボヨついた波。
しかしロングボードなら十分楽しめるぞ、と、今すぐに海に飛び込みたい衝動に駆られる。

海に入ってしまうと連絡手段がない。
気持を紛らわし、潮の動く時刻を気にしながら待っていると
1時間後、やっと連絡がとれた。

電話の相手は、ACTION GLASS WORKS 大貫氏。
昨年末のブログで、工場への訪問記録は書いた。

http://keikee1205.blog10.fc2.com/blog-entry-231.html

そう この日は、
大貫氏から彼の大切にしていたボードを引き継ぐ日なのだ。

愛犬サーフとの散歩かと思いきや、なんと徹夜で仕事をし
5時半に仮眠に入っていたという。

「サイズ、頭ありますよ」
と言うと驚いていたのかどうかはわからないが
「よし、あと30分で行くね」
と、お疲れであろうその身体を無理矢理に起こそうとしているのがわかった。




「いやー、やっと(夢のなかから)戻ったよー!」
と、ニコニコの大貫氏登場~。

道中待ち合わせをし、ボードを受け取る。

その際の大貫氏のボードの扱い方を見ていて
この方は、本当にサーフボードを愛しているのだな、と伝わってきた。
そして、そのような方の大切なボードをお譲りいただく、ということに
緊張とおおきな誇りが同時にやってきて

このボードを大切に しっかり きっちりと 練習します!

と、あらためて私の意志をお伝えした。


12010607.jpg


本当ならこのようなデコボコアスファルトのうえに置きたくないのだが
衝撃のないようにふわりとしてから、記念撮影パチリ。

板をもってみて、その予想外の重さにどきりとするのは前回訪問時と同じ。
しかし、
このサーフボードから伝わってくるのは、物質的重量感だけではないのだ。

店で販売されている新品のサーフボード
私にはこれらはまだ、ただのサーフボードであり、ただの板の陳列にしかみえない。
これらはやがて、人の手に渡り、その人の所有物としてついてゆくこととなる。

持ち主はその板で、様々な経験や想いを蓄積していくのだろう。
そうする間に、持ち主と板との間に、言葉で言い切ってしまう事のできない
眼にはみえないなにかが うまれていくこともある。

もちろんこれは、サーフボードに限った事ではなく
「もの」 全般について言えることだろうと思っている。


はじめてこの板を拝見した、大貫氏のお店訪問の際に
このボードから、言い得ぬ厚みと重みを感じた。
そしてその内側から、気配 というか 気が痛いほど伝わってきたのだ。

これを伝えるのは容易ではないため、今まで誰にも話していなかった。
想い込み、勘違い、と思われるのも心外。
だから、いままではそっと自分のなかにしまっておいた。

しかしこの日、ふたたびこのボードに会ってみると
やはり、その内側に籠る気を感じた。
静かでどしりとした、落ち着いた気だった。
嫌な気配ではない。

それで、やはり という気持で 
このボードがどのように扱われてきたのかと想像してみる。

大貫氏のパーソナルボードだったこの板を
彼がどのような想いで乗っていたのかは、お聞きしてみなくてはわからない。
もしかしたら、自分には合わないボードだとして
人の手に渡らせる決心をしたのかもしれない。

だが、そのボードから受け取れる気配からは、邪気や嫌な色はみえない。
それで私は勝手に納得して、大切に乗らせていただこうと決めたのだ。

ものに想いや気が蓄積されていく、というのはそれだけ
その持ち主の気持や情や真剣な想いが 
そこに向けられていた証拠なのではないかと思うから。


12010608.jpg


この板を初めて拝見した時
「これって、クアッド(4枚フィン)として乗れるのですよね?」
と、大貫氏に質問してみた。
すると
「多分、そのような乗り方をしている人は、いませんよ
フィンの位置も違うし。」
と言う。



なんとこれは、フィンではない、と。

??

「でも、これは、フィンの様なかたちしていますよね。
 板にこのようなかたちのものが付いているのなら、
 やはりフィンのような効果が出るのではないですか?」

「いいえ、これはフィンではないのですよ。
 ボードの一部、デザインなのです。」

???

「ではこれは、シングルフィン(1枚フィン)ということですか?」

「そうです」

????

なんでしょうか、このボードデザインとは。


どうやら、このボードをデザインされている Katsu Kawaminamiさん という方は
相当マニアックなボードをつくられる事で有名なのだそうだ。

果たしてこのボードのそのようなデザインの意味を
私が乗ってみて体感できることとなるのだろうか・・

楽しみで仕方ない。

大貫さん、本当にありがとうございます。





七里ケ浜正面の波を
大貫氏にガイドしていただきながら初体験してきた私。

夕方また来るね、と言い残し仕事のアポイントに向かわれた大貫氏と別れ
私は所属しているクラブに行ってみる。

すると、陶芸家望月氏と 美人美容師の大西さんが
なかよくワックスがけをしていた。


12010605.jpg


望月氏があまりに嬉しそうにワックスをかけているので覗いてみると

ジョエル・テューダー と ドナルド・タカヤマ のコラボ板
ダブルエンダー だという。

「コラボ板・・それって、すごいのですか?
 ダブルエンダーって、なんですか?」

と聞いてみると

「すごいんだよー、
 前も後ろも、同じ形状なんだよー」

と言う。


12010606.jpg


どうすごいのか、サーフボードの価値について知識の薄い私には判りかねる。
有名人ふたりのコラボ、ということよりも
ダブルエンダーに興味を持った私は、更に聞いてみる。

「前もうしろも同じ、ってことは
 フィンがなければ、ひっくり返しても同じ、ということですか?」

・・・
すみません、このような私で。






12010609.jpg


夕方用事を済ませ、暗くなってから友人宅へ向かう。
この日は大学時代の同級生、サーフ仲間のモジョの家に行くことになったのだ。

彼女の家には初めてお邪魔するのだが
なんとドア トゥ ドアで10分ちょっとだとわかり
なーんだ、近いんダネ、とびっくり。

急に決まったこの会合。
二人で食事は持ちより、共通の嗜好品、ワインを堪能しようね の会。

私はサーモンローフのヨーグルトソース添えだけ持参し
あとは前日からモジョが仕込んでおいてくれた。
ほかにもメニューはあったのだが
食べきれないね、と、品数をしぼって。


12010610.jpg


料理研究家の彼女
切り干し大根とキュウリ、柚子コショウサラダが絶品!
和風なのに、ワインに合うよねー。

この日はシャンパーニュでなく、ヴィンテージクレマンなのだが
そのようなお料理との相性もマル!
よかった。



12010611.jpg


センスのいい、居心地のよい部屋に
なにやらスマイリーな方々を発見。

これらは 「かぽちゃん」 というらしい・・


12010612.jpg


後ろ姿も、とってもキュート!

おおきいのも、ちいさいのも、かぽちゃんというらしいが
それぞれのデザインに企業とのコラボなどがあるらしく
奥の深い世界なのだ。


12010613.jpg


モジョも彼氏もかぽちゃんが大のお気に入りらしい。
私にはよくわからないが、
「いやされるでしょー、ここ、さわってさわって!」
と、かぽちゃんを語るモジョは、なんだかものすごく嬉しそうなのだ。

少し意外な気はするが
そういう一面を見られたことは、また彼女の魅力にもつながり
私はとてもうれしい。

モジョと私は大学からの友人で
波乗り、ワイン、アート、などなど 共通の話題には事欠かないのだ。
もちろん、メンズ話も盛り上がったねー!
ウフフ・・

普段はスケジュールがなかなか合わないふたりだけれど
たまにこうやって会うと、本当にラクチンでホッとでき、なんでも話せてしまうから不思議。

モジョ、これからもよろしくねー。

持ち寄り絶品料理とワイン3本をあけ
すっかりシアワセ気分の私たちは、おたがいそれぞれに、虹色夢気分。

ウットリウットリ、の夜。



12010614.jpg


昼間、サーフボードに宿るものについて考えていた私だが
夜にはなんとモジョから、同じような話を聞いた。

やはり、ものには気が籠るのだ。

怖い気 やさしい気 ぞくりとする気 あたたかな気・・




そのような不思議なことに更に想いをめぐらせ
ワインの色気とともに、思考は遥か宇宙にまで飛んで行った。
星々をめぐり、またここへ戻ってくる頃には
すでに空は、白んでくる。


早朝から夜中まで、シアワセ気分の一日。
楽しかったね、
今日もありがとう。






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keiです。

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