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ポテトのやさしい なみだ道

久しぶりの日曜休日。

訪れる予定のブレイクを想うと、緊張のためか睡眠が浅くなるようだ。
1時間ごとに目が覚め、おまけに奇妙な夢まで見た。

すばらしい波が割れる海を目の前に、一眼レフにこびりついている汚れを
一生懸命に取り除こうとしている、夢。
自己分析してみると、近頃の色々が全てつまった夢のように思えた。


IMG_3638_2_convert_20120321074854.jpg


明るくなり始めた頃、海へ到着すると
すでに沖では先輩方が波と共におられた。

眠れないほど緊張する場所に、なぜ私はわざわざ足を向けるのだろう?
その答えのかけらは、すでに自分のなかに見つけているのだが
その気持のままに行動してよいものかと、いつも迷う。
しかし結局
招かれている訳ではないが、このブレイクにお邪魔させていただくことに。


入り始めてしばらくして顔見知りの先輩の波を前乗りしてしまい、
後でしっかりと謝ったものの
これが引き金となったのか、なかなか波に乗れる位置に行かれなくなってしまった。



加えて、波はどんどんサイズが出てきて、斜面も美しく
先輩方が興奮し、方々でかけ声が聞こえるようにまでになってきた。
私はといえば、
邪魔にならぬよう、波に巻かれぬようにと、横や沖に逃げるのが精一杯という具合。

本当にすごい波で、
それらを嬉しそうに迎え、楽しそうに、そして真剣に波に乗る先輩方を拝見し
この場所の 「すごい」 の意味がまた少しわかった気がする。

ある先輩などは
「やったー、やったー!」
と少年のように笑顔で叫び、そのすばらしい波に乗って行ってしまった。
傍から見ているだけしかできない私は 
「波乗りセッション」 というドラマティックなシーンをしっかりとこの目に焼きつけた。
映像ではなく、肌で波を感じながらということ。
それが私にとっては、とても重要な事なのだ。

男たちが波を楽しむ光景って、こんなにもすてきで、いいものなのだなあ。
そんな風にも感じて、それは初めての感覚だった。



そして今日は同時に
「ローカルポイント」 ということの意味を、苦しいほど感じた時間だった。

なんて、孤独。
どうしてこんなに、さみしいのだろう。

先輩の背中が、とおくに見えた。


12031803.jpg


海から上がり、みじめな気持で駐車場へ到着すると

「けいちゃん、いま上がったの?」

と声をかけられた。
振り向くとこのボードを譲ってくださった大貫氏で
そこで、しばし立ち話となった。

私は先ほど
そそり立つ垂直の高い波の壁にはり付く
彼のすばらしいライディングを真横から拝見したばかりで、
まだ感動の最中というタイミングだった。
思わず 「スパイダーマンですね」 と言ってしまう。

どぷりと落ち込む私に、色々とお話くださり
それはただ励ますための上辺だけの言葉ではなく、
しっかりと私のなかにしみ込んでくる、選ばれた丁寧な言葉だった。

いつも思うが、
こちらから質問している訳ではないのに
いま私が知りたい答えを返して下さるのが氏であり
その絶妙な時機には、いつも感謝の気持でいっぱい。

ありがとうございます。


12031802.jpg


話し進むなかで、駐車場料金削減政策の一貫として
近くのカフェのメニューをすすめられた。
テイクアウトが出来ると言うので、時間が無い私は喜んで

「友人がすすめてくれた、チリビーンズポテトとハンバーガーのセットを!」

と、カフェの女性スタッフに伝える。
驚く事に全員が美人さん、しかもサービスがすばらしく
先ほどまでの硬くなっていた私の気持は、すでにほぐれているようだった。

お行儀は悪いが、運転をしながらの食事。
膝のうえにチリビーンズポテトを乗せ、フォークでぱくり、また ぱくり、と。

するとどうしたことだろう、
気づくと頬のうえを、たくさんの涙の粒がぽろぽろと転がり落ちていったのだ。


12031801.jpg


どうにも止まらない、その玉のような涙の粒たちは
アニメーション的に表現すると、
細い糸でそっとつないだら、きっと何連ものネックレスとなりそうだった。

勧められたポテトは、店のスタッフ全員で
土を落とし、一から調理するという。

その味がやさしく、また 先ほどの先輩からのお言葉に
気持が弛んだのかもしれない。
普段、感動以外で涙を流すことがほとんどないので、この状況には自分自身で驚く。

潤んだ視界が運転にはあぶないようだが、
もうこうなったら、自然のまま流れるだけ流そうと
かなりの距離の時速120km涙道となった。



トーキョーに帰り外出の予定があったのだが、気持が向かず
すぐに長めのお風呂とした。
こんな昼間からゆっくりとお風呂につかれるというのも、なかなかよいもの。

さっぱりしたところで、ビール! ではなく、無性に牛乳が飲みたくなった。
迷わず腰に手をあて、リビングのまんなかで牛乳一気飲み・・
すっきりと飲み終えたところをみると、もうすっかり元気回復のようです。
私ってかなり、単純構造なのかもしれないな。


波乗りは、メンタルな部分がかなり影響してくる。
そういった意味では、今日の私は完全に自身に気持負けしていた。

もっと強くなりたい。
強く、そしてやさしくなる。



今日いただいた大切な言葉たちを反芻し、必ず次へとつなげよう。
お邪魔いたしました。
そして、ありがとうございました。




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Author:kei1205
keiです。

見上げる空、花の色やかたち
光の変化や肌にあたる空気。
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なにげない日常のなかにあふれているうつくしさを
ひとつひとつ大切に思っています。

日々、感じたことなど。
流れ変化する自分の感覚を、記していきます。

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