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島への旅 その3.恐るべし、島料理、島の酒!

この島の朝の時間を知りたくて、朝食前に散歩に出かける。
クーを誘ったが、いつもより寝坊助気味で
更に島のテレビをまったりと見ながら、ゆっくりと時間を過ごしたいと言う。

「じゃあね、行ってくるわ!」
と、ひとり島の朝を訪ねに外に出た。


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軽自動車ではわからない速度の、島の時間、脇道、民家、そしてそこに流れる空気。
レンタカーは旅には便利だけれど、歩かなければ理解できない場所と時間が必ずある。


きょろきょろとオノボリさんのように田舎の風景を探していると
「おっはよお~」と、やさしいリズムに乗せたおじさんの声が聞こえた。
その独特の波長に、ふらっと力が抜け、
人気の無い、静か過ぎる島の風景にやや緊張した私のこころは
一気に解きほぐれたように感じた。

「なにしてるの?虫を撮ってるの?」
と言うおじい。
たくさんの荷物の入ったビニール袋をぶら下げて
これから多分、お仕事に向かうのだろう。

この島には急な坂が多い。
幼い子どもにも、年老いた老人にも、それは平等にそこにある。
みんな、ゆっくりゆっくり坂を上り下りする。

その前屈み気味のやさしい背中が、この島に残る良さの全てを物語っている気がした。

行ってらっしゃい! 今日も一日、お元気で!!


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日本の正しい朝食。 
でもここがすばらしいのは、とにかく魚がウマいのさあ!
今日はサバ。
朝の目覚め一番から、うむむ、とうなり始める。
お米は控えめにね。


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沼と、常時流れるなかでは一番の規模という滝を見に、山へ入る。
「常時」というのは、大雨の時にしか現れない滝があり、そこが最大規模になる所以。
出発の青空と暑い太陽に油断し、軽装で入山するが・・・

出発5分後に、ものすごいどしゃぶりに変化した!
ウソでしょ~? あんなに晴れていたのにい~。
と、南国天気を良く知らない私は、なんだか場違いな言葉を発してしまう。
油断して、カッパは車に置いて来てしまった。
ふたりとも、下着までずぶぬれ。

そうか、ここは南の島。
日本で4番目に雨が多い島。
「雨が多い」のフレーズを気に入って、ここに来たのに。
なんだなんだ、このぶざまなセリフは。

しかし、雨は今のところ、いつでもいい方に向かう前ぶれである。
雨が上がったとたんに、美しくまぶしい光があたり一面を満たし
その熱さと緑の輝きに、クーとふたり、すっかり満たされた気持ちになった。

しかも道中、野生のイタチを見たものだから
クーの気持ちは最高潮に上がりっぱなしだったよう。



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到着したのはカッパ沼。

そこはトンボの楽園で、なんと、シオカラ、オニヤンマ、赤とんぼ、名前知らずのオレンジ
様々な種類のトンボが浮遊して、入り乱れていた。

するとそのうち、シオカラとオニヤンマの闘いが始まった!
すごい、こんなに小さいのに、そこから発せられるパワーに言葉が出ない。
互いに尻に噛みつき合い、ぐるぐる回転し、追いかけ合っている。

自然界の勢い、ちから強さを感じた。


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すっかり冷えた身体。
そうなるとこの島では反射的に
「おんせん、温泉~!」となるのです。


こうなったら、あそこに行かねば!
と、車をいつも以上に飛ばす。

この島では有名な温泉は6つあるのだが、
今日はそのなかでもスペシャルな、海を一望できる断崖絶壁の露天風呂に決まり!


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ここからはあのサーフブレイクも見られて、波チェックもできちゃいます。
大会があるらしい今日のこの日、
波はなんだか無さそうで、平坦な海面が、気持ちのよい海風にゆるゆると揺れていた。

こんな温泉に入る機会などなかなかないだろうから
お湯を抜け「あちち、あちち」と焼け石を踏みながら
崖の端に立ち海に向かって仁王立ちしてみる。 時にバンザイ!
目の前は一面の広く蒼い海。
風がいい具合にコンスタントに吹いている。

この開放感はなんだ?

下に道があり時折車が駆け抜けていくが、
そんな視線に全く気にならないような、今、ここにいる自分。
風に、海に溶けそうになりながら、しばらくの間、その身体を崖っぷちぎりぎりに預けてみた。

うわあ、身体が風と同化していく~。

すばらしい体験。





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この島の料理には初日からやられっぱなしだった。

今回は民宿をふたつハシゴしたのだが、どちらも料理においては抜群の宿で
地のものをふんだんに使った島料理は、私達の胃袋をワシワシ!と連日つかんでいく。

あしたばのおひたしに始まり、金目、アオリイカ、カンパチの刺身
この島ではワサビでなく、島唐辛子を醤油に入れていただくのです。

トビウオのあんかけや、白子とタマネギのバター焼き
金目ときのこのミソ焼き


この民宿の盛りつけは量が全面に出ていて、決して品のよい感じではないが
でもとにかく、料理は美味しすぎるので、それで許せちゃうのです。


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「ネリ」と呼ばれるオクラもあっさりと絶品。
なんと地元スーパーで20本くらいが1500円! うわあ、すごいです。


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私が楽しみにしていたのは、この島独特の「島寿司」。
ここでは昔の保存の関係から由来し、ヅケにした色々な魚を甘めのすし飯にのせ、
間にワサビでなく、カラシをはさむ。
これが想像以上のウマさで、お米の食べ過ぎには注意している私も
ここぞとばかりに、ぱくぱくとほおばってしまった!

だって、うまいんだもーん。


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普通に食べる寿司はもちろん好きだけれど、
いやいやこれは、癖になる事、間違いなし!
甘みと酸味と辛みが、すごい調和を見せているのですから。

先人達の知恵に、頭が下がります。



最初に連泊した宿は、とにかく料理の量がハンパなかった。
毎食、食べきれないほどの量だったが
私は自分の分に加え、クーの食べきれなかったおかずもいただいたから
普段の生活に比べると、毎日余裕で2倍の量は食事をとっていただろう。

ここでは島酒は飲み放題だから、毎晩心地よく酔い
同じ宿の宿泊客達とも、楽しい時間を過ごした。
それにもかかわらず
トーキョーに戻るまで胃もたれがなかったこと、二日酔いが無かった事が
すばらしく嬉しく、この島の料理の威力を改めて思い知らされた。


体調は毎日すこぶる良い。
食べ過ぎているくせに、身体が日に日に軽くなってくる。

最近、食事の大切さを思いしらされた私にとって
この島の料理は、そんなヒントがたっぷりと隠されていた。

自分の食生活の改善を、もうぎりぎりまで思い知らされたような
島での食生活だった。



夜。
この島には「発光物体」が多く存在し
そのなかの「きのこ」を見に行く事にした。

ある店の前にいればバスが拾ってくれる、と民宿ご主人の言う通りに待っていると
「満員だから、のせられないよ」
と言われてしまった。

それを見た、ラーメン屋のご主人が
「乗せていってあげるよ」と、運転手を申し出てくださった。
ワア!
本当によいのですか?

そんな突然の夢のような出会いに感謝しながら
真っ暗な、街灯のない坂を登って行く。


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幻想的だなあ。

真っ暗闇に、このような光るきのこがあちこちに並んでいた。
でも、見学客があまりに多く
そのざわめきに情緒もなにもかき消され、
ある見学客のカップルの乗用車に逃げ込んで、坂を下って宿に戻った。


あまりのすっきりしない気持ちに、
車を光の無い方に飛ばして、夜のドライブ。
目指すは、南の夜空。


海近くの、付近に街灯の無い道路脇に車を止める。

表に出て空を仰ぐと、
前日の夜に見た以上の星達が、ほぼ水平線ラインまで
信じられない光量で一生懸命、光り輝いていた。

これって、プラネタリウムじゃない。


もうきっとクーは「プラネタリウムに行きたい」とは言わないだろうな
と感じるには十分の、小さな光が空いっぱいに満ちた、南島の夜空だった。

虫達の声は、すでに秋を思わせるような
不思議な真夏の島の夜。



次の昼間、

前の夜に「光るきのこ」に連れて行って下さったご主人の経営するラーメン屋に。


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クーはみそラーメン。


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私は「辛タンメン」。
緑色の島唐辛子を使った、カラーイタンメンなのだが
この緑の唐辛子は確かに激辛だが、後がすっきりと心地よい。

唐辛子を少し控えめにしていただいたが
そのスープの味の奥深さに「これは、これは!」とすべて飲み干してしまったほど。
また、食べたいな。


食べ終わってほっとして、ようやく店内を見渡す余裕が出てくると・・・


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うわあ!!!
シーナ先生ではありませんか!

サインも眩しすぎますヨお。


この島にはシーナ先生が以前によくいらしていた事は知っていたが
奥様いわく、今でも年に2回は来られる、とのこと。
そうだったのですかあ、とミーハー心でサインをうっとりと眺めた。

いつか、お会いしたいなあ。







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まだまだこの島には、夏が続きそうです。









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