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風のなかで

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クーとの買い物帰り、厚い雲の絨毯に覆われた空の遥か向こうに
燃える空を見た。
クーも私も驚いて、デザートにと買ったアイスクリームの存在を忘れ
自転車をその燃える空の方に走らせる。

「明日は晴れるね」
そう確信し、にこにこと暗い家路についた。
しかしクーは 「きっとすごい風が吹くんだよ」 と言う。
なぜ? と聞くと、さっき見た鳥から知ったそうで・・・。

実はその日の夕方、公園でバドミントンに熱中していると
ものすごい数の小鳥達が、あちらこちらから集まって来たのです。
その数、300羽は軽く超えていたと思うのだけど
その鳴き声と、空が一瞬黒く埋め尽くされるような鳥達の数に圧倒され
しばらくその動きから眼が離せなかったほど。

で、そのように鳥が集まると風がびゅーびゅー、という事になるそうで。



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そして次の朝は予想通りの快晴!
近頃の朝陽も夕陽も、とても大きく見えますね。
澄んだ空に、都心の超高層ビル達が照らされて
くっきりとその輪郭を現し始める。
これはこれで美しいなあ、と思う。


R0012710_convert_20091116093624.jpg


そして海も、クーの予想的中!
風、吹いてます~。
朝のうちはまだ少しよかったけれど
それでも波のコンディションはいいとは言えません。
ちょっと上手な人は 「こんな時に入るもんじゃないよ」 って言うのかな。
そういえばスクール時代、鼻で笑いながらそんな事を言っていた人がいたな。

波乗りの下手な私が言うのも可笑しいけれど
でも、こんな日だって乗れる波を見つける事ができますよね?

ああ、暖かいなあ。

この波の状態は、昨日のうちに私でも十分予想出来ていたのです。
でも、今日を逃すとまた寒い日が続きそうで
温かな陽を求めて、という身体の欲求もあったのだと思う。



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うわあ、いるいる。
まだあの巨大クラゲちゃんたちがあちらこちらに!
しかもこの前よりもバージョンアップしてるぞー。
畳半畳くらいのものが、いくつも砂浜で日光浴をしていらっしゃいます。

「風波には風波の乗り方があるんだよ」
風の強い日の海では、いつもこの言葉を思い出す。
そして、なぜか俄然やる気がむくむくと湧いて来るのです。

沖のすごい勢いの波のなかにも、数人のサーファーが見える。
すごいなあ。 ちゃんとしっかり、波を乗りつないでいる。

この海に来るようになって、今までに体験した事のないような波にたくさん出会っている。
でも、どのような日にもしっかり波乗りされている方達がいて
その姿を拝見し、なぜか嬉しくなってから 「よし、がんばるぞ」 とふつふつと熱くなる。
変だなあ、どうして嬉しくなるのだろう?

そのような方達がずっと沖から浜に上がってくる時
どのような方が、あんな波乗りをされるのだろう? と、
一時私の眼はそちらにくぎづけになります。
激しい波の中、美しいライディングをされていると、もうそれだけで・・・!




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風が段々強くなってきた。
でも、南から吹くこの風は、全く寒さを感じさせない。
波待ちの時、この風を全身で受け止めながら
しばらく私は、どこかへトリップしてしまった。
強風なのに、その風が私のなかに入って来るような感覚に陥ったのです。
そしてそれが、細胞のひとつひとつを包むような。

強い風が吹くと、身構えて身体がこわばって
それに対抗するような体勢になったりするのはよくあること。
でも、このような強い風に溶け込むような感覚は、ほとんど今までなかった。
ゆるーい風が心地よく、それに溶けちゃいそー、というような事はあったけれど。

その新しい感覚を味わうように、そしてそこからどうなるのかを探るように
意識が今いるこの場所を離れたのです。
身体はそこにあるけれど、意識はその入れ物から離れたような。

不思議な感覚だったな。
なんだか最近、そのような体験をする事が多くなって来た気がする。
これがどこまで行くのか、自分がどうなってしまうのか
考えてもわからないけれど、少し怖くなる事があります。
こんな事、誰に話してもどうなる事でもないから
その負の感情は深追いしないようにしているけれど。

もっともっと自分を研ぎ澄ませて
感じられるだけその不思議な世界を感じてみたいような気もする。
その先に、なにが見えるのだろう。


「どごん!」
足におおきなクラゲがあたって、ふっと我にかえった。
うひゃー。 すごい重厚感だー!

思わず足を引っ込め、ボードの上に正座して波待ち。
ああ、なんだか一気に現実に戻って、クラゲにどきどきしている自分。
情けないなー。





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色柄合わせの基本的なサンプルづくりをしている。
こんな単純な構成が、実は一番難しい。
考えても考えても終わりのない作業だから、ここ!というタイミングがまた難しい。
でも、最高に楽しく充実している時間でもあります。

数日前、今のアメリカの作家たちの作品のスライドを見せていただいた。
アメリカ在住のある先生の一時帰国に合わせての講習。
アメリカで活躍している親友ユリの話とオーバーラップして
枠組みに捕われないその作品に、胸が熱くなった。

やはり生身の現場を感じるのは大切だなあ、と
再び実感できたすばらしい時間だった。



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種よ、健やかに美しく、大きくなーれ!



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kei1205

Author:kei1205
keiです。

見上げる空、花の色やかたち
光の変化や肌にあたる空気。
店先で手にとった果実
ビルのむこうに沈む夕陽。
なにげない日常のなかにあふれているうつくしさを
ひとつひとつ大切に思っています。

日々、感じたことなど。
流れ変化する自分の感覚を、記していきます。

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