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とべない鳥

遠くの空が燃えています。
あの色はなんだろう?
身体の奥底にしみ渡り、根源を揺さぶるような色。


09121302.jpg


暗いうちに車を出した。
潮周りを考えると、もうちょっと早く出て様子を見ていたい気もした。
それに、陽がのぼるのを海で見たいとも思った。
要するに、出遅れちゃったのね。

でもね・・・





09121311.jpg


見て見て!
うわあ、きれい・・・
周りの車や建造物に反射するこの時間の光は最高。
ドライブを進めるほどに気持ちも高揚して、この時間がものすごく好き。
なぜだろう?
自動車、高速道路、灰色のビルディング
こんなに人工物のなかにどっぷりと浸かっているというのに
自分が果てしない宇宙の力に包まれているような気がしてくるのです。
本当に、不思議だなあ。


09121305.jpg


今日の雲、太陽の造り出す空の大きさは格別。
広くて高くて、蒼い大きな空と雲の陰影。
こんな一日の始まりは、何かに感謝せずにはいられない。

ありがとうございます。

さて、今日はどんな一日になるのでしょう?
どんな一日にしようか?




久しぶりに好きな場所を見に行く。
このブレイクはご無沙汰だったね。
千葉の昨日は、ほぼクローズアウトと情報で見ていたけれど、今日は?

うん、
風は弱いけれど、やはり波数が多いです。
想像していたとおり、と言えばそうだけど
でも、どう変化するのかがわからないのが海だと思っている。

それにしても、気持ちのよい朝。
海のコンディションのせいか、人も少なくて、空気も澄んでいる。
身体にあたる陽の光が、ほんのり暖かくてほっとする。



砂浜に、じっとして動かない塊を発見。
なんだろう?と近づいてみると、鳥だった。


09121309.jpg


私が近づいても動かないので、どきりとしたけれど
よーく見ると、目をしばしばとさせている。
目の周りが、なんだかどろっと汚れているような感じがする。

頭が大きくて、身体も肉付きが良い。
なんという鳥なのだろう?
私が初めて見る鳥だった。

2.5メートルまで近づいて見たけれど、動く気配ナシ。
ただ、横目でチラチラしばしばとさせているところから察すると、
やはり私をかなり意識はしているよう。
この距離でいよう。

私は動けずにその場にいて、じっと鳥を見ていた。
すると一人の男性が近づいて来た。
私がじっとしゃがんで何かを見ているのが不思議だったのだろう。

話してわかったのだけれど、これは飛べない鳥。
羽か足かわからないけれど、とにかくどこかを負傷しているのだろう、との事だった。
「こういう鳥は、けっこういるよ」
驚いた。
私が海に通い始めて数年経つけれど
これまでにじっと動けない鳥って見なかったような気がしたから。
それとも私が、気がつかなかっただけなのかしら?

その男性がわざと鳥に近づいて、鳥の動きを観察した。
「歩けるようだから、羽かな?」
でも、なんだかよろよろとしていて足に力がない。
その鳥は、立派な羽を広げてばたばたと動かしながら走り出したけれど
結局、砂地から飛び立つ事はなかった。


09121306.jpg


男性と別れてから波乗り支度。
「ひとりなの? 波が荒いから気をつけろよお。」
「はーい! ありがとうございマース!」
3人組の男性に声をかけていただいて出発。

そして練習しやすそうな場所を探して砂浜を歩き始めた。
・・・驚いた。
さっきの鳥と同じように、砂地に座り込んだ鳥が数羽。
同じ品種、同じ姿勢で、みななぜか海に背を向けて砂に深く座り込んでいる。

普段見た事がないので、どこからか飛んで来た渡りの鳥なのだろうか?

大きな波が来て鳥の位置まで波が届くと
その引き際に鳥が波に引っ張られ、海上へとさらわれて行く。
私はそれを見ていて、どうしてよいのかわからなかった。

意図したものなのか、そうでないのか。
観察したけれど、私にはその行動が全く理解できなかった。


波乗りの練習をしていると、また違う鳥が近くに浮いていた。
砂地にいた時とは違う、今度は沖を見て浮いている。
泳ぎが得意かと思えばそうではないらしく、ただ抵抗する事なく海の上に浮いているように思えた。
時々羽を横にめいっぱい広げていたけれど、飛び立つ事はないようで
魚を捕る仕草や、何かを探すような事もない。

驚いたのは、大きな波が来ると
誰に教わったのか、首を下に低く下げて波をやり過ごしている事。
崩れるパワフルな波を、直接に全身で受ける事を避ける術は、しっかり知っていた。
ますます不思議な鳥だ。

パドルをしていると、いつの間にか目の前に鳥が浮いていた。
それを岸に連れて行くべきかどうか、しばらく悩んだ。
そうこうしている内にも、パワフル波は目の前で崩れたりもする。

一度波に乗り沖を振り返ると、もうその鳥はいなかった。
大きな波が次々と割れて崩れている場所だった。


09121307.jpg



その飛べない鳥たちは、全てを知っていて波にさらわれていったのだ、と思った。
抵抗する訳でもなく、動揺することもなく、激しく崩れる波を上手にかわしながら
流れに乗って沖に出て行くのだろうか?

その先に待つのは何なのだろう?
激しい波間に見えなくなった鳥たちは、一体どこへ行くのだろう?

海に背を向けじっと座り込む姿が、今も頭から消えないでいる。
まるで何かを覚悟しているような、何かを達観しているような、そんな姿だったから。







09121301.jpg


そんな鳥たちの姿を想い、そして自分を見る。
まだ少しの事で焦ってみたり、動揺してみたり、心が乱されたりもする。
たまに俯瞰してみては、そんな自分をハズカシく、情けなく、そして修正しようとするけれど
でも今の私は飛び立ちたくて、飛び続ける術を身につけるのに必死なのです。

飛ぶ事をあきらめない。
だってまだ私は、羽を広げるまでもいっていない。
もし飛び立つ事が出来たとしても
もう飛ばなくていい、このままで。
そんな風には、もしかしたらいつになっても考えられないのかも、
と、今の私は思っています。
それでいいのだ、とも。

模索しながら迷いながら、少しずつだけど行きますよ。 あの場所へ。
私はあの時、ちょこっと痛くなるほど心に刻んだんだ。
いつかは私があちら側に行きますよ、ってね。
だから。






09121308.jpg


驚くべき事に、家のハイビスカスには新たに5つの蕾が出て来た。
うわあ、すごいな。
植木市のおばちゃんの話では、11月までとか言っていたのになあ。
寒さ対策で家の中にいるせいかなあ?

恐るべし、ハイビスカス。
でもまたあの美しい色が見られるなら、もちろん大歓迎!

ヒロがカウアイから帰って来たら、ハイビスカスの謎を聞いてみようっと。








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Author:kei1205
keiです。

見上げる空、花の色やかたち
光の変化や肌にあたる空気。
店先で手にとった果実
ビルのむこうに沈む夕陽。
なにげない日常のなかにあふれているうつくしさを
ひとつひとつ大切に思っています。

日々、感じたことなど。
流れ変化する自分の感覚を、記していきます。

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